2007年11月14日

アメリカ合衆国の高校交換留学

 アメリカ合衆国は、お国柄古くから留学生を受け入れており、交換留学制度の発祥の国としても知られています。そのため、交換留学生の学習面、生活面のアドバイスをしてくれるカウンセラーが常駐している高校や、交換留学生のための英語特別クラスであるESL(English as a Second Language)の授業を行う高校が多いなど、世界中で交換留学生の受入態勢が一番整っている国です。交換留学生、私費留学生を問わずアメリカ合衆国の交換留学の人気が高い理由はここにあります。

交換留学先のアメリカ合衆国の教育


 交換留学先のアメリカ合衆国の教育で大切にされているのは、いわゆるサバイバル教育です。移民で始まり様々な人種が混在するアメリカ合衆国で生活するには、それぞれの人を理解すると同時に、自分なりに自己の存在を強く主張しなければなりません。そのため、アメリカ合衆国では、子供のときから学校でも家庭でも個性を尊重し、長所を伸ばすための教育が重んじられています。例えば、日本の多くの教室で見られるような、先生の講義中心の授業や試験のための知識を詰め込む教育とは違い、交換留学先のアメリカ合衆国の高校では、個人やグループでの研究発表やディベートでの討論などを通して、高校生の積極性を育て自分で考える力を伸ばす教育をしています。

交換留学先のアメリカ合衆国の校外教育


 交換留学先のアメリカ合衆国の教育の場は高校の教室の中だけではなく、高校外の施設を訪ね、いろいろな人の話を聞く機会も設けているのも特徴です。アメリカ合衆国では課外活動や地域活動も盛んで、地域のイベントや高校同士のスポーツ大会、そしてボランティア先進国アメリカ合衆国ならではの様々なボランティア活動も高校教育に取り入れており、交換留学して体験することができます。交換留学先で多くの機会に触れ合うことから、自分の好きなことを見つけ、自分の可能性を感じることができる、これがアメリカ合衆国交換留学の魅力です。

交換留学先のアメリカ合衆国の学期


 アメリカ合衆国と日本の高校と大きく異なるのはスケジュールです。アメリカ合衆国の学校の新学期は9月に始まり、翌年の6月に終了するので、卒業式は6月ということになります。日本人の場合、6月末のサマースクールから9月のアメリカ合衆国の交換留学の入寮日までを、英語習得期間にあてて、早めに現地に向かう交換留学生も多くみられます。アメリカ合衆国との交換留学においても、7月末に出発して、新学期の間まで交換留学先で英語学習を含めたオリエンテーションを行う交換留学をする団体がほとんどです。

交換留学先のアメリカ合衆国の教育システム


 交換留学先のアメリカ合衆国の高校のシステムも大きく異なります。日本でいう小学校は「エレメンタリースクール」、中学は「ジュニアハイスクール」、高校は「シニアハイスクール」と呼ばれています。また、アメリカ合衆国では、小学校を「プライマリースクール」、中学・高校を「セカンダリースクール」と呼ぶ場合もあります。アメリカ合衆国では、大学進学を目的とした私立校などは、「プレパラトリースクール(プレップスクール)」と呼ばれたり、寮制の学校は「ボーディングスクール」と呼ばれたりしています。

交換留学先のアメリカ合衆国の学年制度


 交換留学先のアメリカ合衆国の学年制度も、6―2―4制を始め、6―3―3制、5―3―4制など、アメリカ合衆国の州や学校によって区切りの年齢が異なります。また、日本では「中学1年生」「高校3年生」など、中学・高校を区切りで呼ぶが、交換留学先のアメリカ合衆国では小学校の続きでそれぞれ中学1年生を「7年生(Grade7)」、高校3年生を「12年生(Grade12)」などと学年を通して呼んでいます。

交換留学先のアメリカ合衆国の高校は単位制


 交換留学先のアメリカ合衆国の高校は単位制で、英語やアメリカ合衆国史、体育などの必修科目もありますが、高校2年生になると選択科目が増えます。進学を希望する生徒は進学に必要な科目や単位数に沿って履修したり、就職を希望する生徒は就職のために有利な技術的科目を選択したり、あるいは好きな分野を伸ばしたい人は、自分の興味ある科目を履修したりと将来設計や自分の持ち味を生かすための教科を履修できるシステムになっています。日本の高校のようにホームルームで行動するのではなく、交換留学先のアメリカ合衆国の高校では、各科目の先生の部屋(教室)に移動して授業を受けるため、休み時間はさながら民族の大移動のようです。

留学先のアメリカ合衆国の交換留学


 中学生の場合、他の国と同じようにアメリカ合衆国も残念ながら交換留学生は受け入れていないので、中学生は基本的に「私費留学」での留学となります。高校から留学するには、「交換留学」と「私費留学」の2通りの方法があります。

 「交換留学」は、アメリカ合衆国国務省国際青年交流計画に基づいた特別な国際交流プログラムで交換留学先に渡航することになります。この交換留学の場合、ビザは通常の学生ビザではなく、「国際訪問者ビザ(J1)」が発給されます。交換留学は、まず受け入れ先のホストファミリーが決まり、ホームステイをしながら同じ地域の公立高校に交換留学するのが通常のスタイルです。交換留学で注意しなければならないことは、期間は1年間と限られているため、たとえアメリカ合衆国の大学に留学進学が決まっていても、期間満了の1年後にはいったん交換留学先から帰国しなければなりません。また、「私費留学」では「学生ビザ(F1)」が発給されます。

留学先のアメリカ合衆国の私費留学


 留学先のアメリカ合衆国への私費留学は、私立高校への留学が一般的です。入学条件は各高校によって違いますが、留学先によってはTOEFL173程度が要求される場合もあります。

 また、留学先のアメリカ合衆国での滞在方法は、ホームステイや現地の親戚宅などから通う場合を除いて、留学先の高校の寮に入るのが一般的です。留学先の寮では、世界各国からの留学生や現地アメリカ合衆国の高校生たちとの共同生活を通じて、異文化に対する意識や規律を学んでいくので、友情が育つのも高校寮生活の留学ならではです。

 また、留学先のアメリカ合衆国の私立高校は個性豊かな学校が多く、スポーツが盛んな学校や語学の選択科目が豊富な高校、音楽や芸術などクリエイティブな教育に力を入れている高校など、バラエティーにあふれた留学内容となっているところがたくさんあります。アメリカ合衆国の郊外型の私立高校は、自然豊かなキャンパスも留学先の魅力の一つです。

2007年11月6日

オーストラリアの高校交換留学

 オーストラリア高校生交換留学先としてとても人気があります。オーストラリアは治安が良く、温暖な気候で広大な自然環境もすばらしく、安心して高校生が交換留学することができるがらです。オーストラリアでは高い水準で高校での教育が実施されているのや、交換留学した高校生であっても一人一人の才能や興味を引き出す豊かなカリキュラムがあるのも、オーストラリア高校交換留学人気の秘密です。

 交換留学先のオーストラリアの高校では、先生が提供したテーマに沿って、生徒は独自にあるいはグループで調べたり、討論したりという参加型の授業で進むので交換留学する高校生はその違いに驚くかもしれません。

交換留学先のオーストラリアの学年


 交換留学先のオーストラリアにある高校は全体の約70%が公立高校で、州政府の管轄の下、無宗教の高校教育を行っています。残り約30%の私立高校では、キリスト教などの宗教教育があります。

 オーストラリアでの交換留学先の高校の新学期は1月・2月上旬に始まり、1学年が終了するのは12月です。学校の学年は教育体系はYear1(1年生)からYear12(12年生)と呼ばれる学年制を採用しており、日本の小学校にあたるのが、「プライマリー・スクール」で6~7年間、Year1~Year6又はYear7です。中学・高校にあたる「セカンダリー・スクール」は4~6年間でYear7またはYear8~Year10又はYear12で、学年は義務教育終了時がYear10(日本の高校1年に相当)というのは共通ですが、それ以外は各州によって独自に決定されています。

オーストラリアへの高校交換留学の内容


 交換留学先のオーストラリアで高校教育が修了した後は、就職、TAFEと呼ばれる高等職業専門学校へ進学、大学へ進学などの進路があり、大学へ進学する場合は、Year10の終りの前期課程終了試験に合格してから2年間の後期中等教育(Year11、12)課程に進学し、大学進学に必要な主要科目や選択科目を学んで受験に備えることになります。

 交換留学先のオーストラリアの高校の教育レベルはとても高く、特に、高校2・3年に相当するYear11・Year12では、進学先の大学での専攻を希望する科目を中心に学ぶため、授業内容もかなり専門的になってきます。この学年に日本から高校交換留学を希望するなら、英語力が不足している交換留学高校生の場合は、オーストラリアで交換留学生向けの英語特別授業であるESLを受けることを条件で高校入学が許可されることがあります。交換留学先の高校選びの際には、自分の実力に応じてESLのコースがあるかどうかも調べておく必要があり、また、高校交換留学の際、英語力が不足している交換留学生の場合には、一つ下の高校の学年から進むことも選択肢です。

オーストラリア高校交換留学の方法


 オーストラリアへの高校留学には交換留学と私費留学という2種類があります。このうち、交換留学の場合は、オーストラリアの公立高校に交換留学して近くの家庭にホームステイをしながら交換留学先の高校に通うのが一般的です。私費留学の留学生は、ほとんどが私立高校に留学しますが、最近では、多くの州教育省が留学窓口を設けているため、ホームステイをしながら公立校へ通う私費留学生も増えてきています。

 オーストラリアの高校の留学受入基準は、かなり高いものがあります。私立高校での入学基準は高校によって異なりますが、すべての高校に共通するのは英語力と学力です。留学に当たって、高校の学力は5段階で3以上を要求する高校がほとんどで、高校によっては日本の学校からの推薦状を求めることもあります。私費留学で公立高校へ留学する場合は、もっと厳しい選考基準が設けられ、例えば、ニュー・サウス・ウェールズ州の高校の場合にはTOEFLで550点以上が必要になります。

2007年11月5日

カナダの高校交換留学

 交換留学先のカナダの公立高校の授業形態はアメリカの授業形態と似ており、生徒は科目ごとにメンバーが変わり、科目担当の先生の教室へ移動して授業を受けます。高校の授業はディスカッション中心で、生徒一人ひとりの積極的な参加が求められるので、交換留学生は日本との違いに戸惑うことのないようにしてください。カナダの高校の課外活動では、シーズンごとに異なるスポーツを楽しんだり、芸術活動で自分の好きなことを伸ばしていく方針が取られており、楽しくカナダの高校の交換留学生活を送ることができます。

 カナダの私立高校に留学した場合には、各高校独自のカリキュラムが組まれていて、スポーツや課外活動、学校行事など内容は高校ごとに異なっています。カナダの高校ではイギリス式の教育方針をとっているところが多く、高校の校舎の建物や制服もイギリスのイメージに近いものがあります。

交換留学先のカナダの高校の学年


 交換留学先のカナダの高校が含まれる初等・中等教育は、カナダ国内の州又は準州の教育省が担当しており、公立高校は州内の各地域の教育機関が組織・運営し、私立高校はそれぞれの学校の独自の方法で運営されています。

 このため、交換留学先の高校の教育形態や学年制も州によって異なっているので、よく調べてから交換留学先の高校を選ぶ必要があります。交換留学先の最も一般的なカナダの教育形態として、義務教育は6~17歳の6―3―3制で、カナダのアルバータ州やプリンスエドワード・アイランド州、ニューファンドランド州などの7つの州又は準州が採用しています。また、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の7―5制、マニトバ州やオンタリオ州の8―4制などがあります。また、カナダではアメリカと同じくグレード制を採用していて、日本でいう中学1年生から高校3年生の学年は、小学校の続きでそれぞれGrade7~12で呼ばれていいます。

交換留学先のカナダの高校の授業内容


 交換留学先のカナダの高校は9月に新学期を迎えるので、交換留学に当たっては期間に注意する必要があります。また、交換留学先のカナダの公立高校では、職業訓練的なカリキュラムが多く含まれており、各高校生の個性や将来の希望に沿って、さまざまな教育の機会を与えようということから組まれています。留学先のカナダの高校の必修科目は州によってやや異なりますが、交換留学生も高校のGrade10くらいからは選択科目の幅が広がり、将来の職業に直結した各専門分野やコンピューター・テクノロジー関係の基礎講座なども加わってくるのが特徴です。

 カナダの高校のGrade12にかけて交換留学した場合、交換留学先の州の高校卒業資格を取得することができます。しかし、カナダでは州によって高校卒業資格だけでは大学受験資格を得たことにならないところもあります。カナダで最も大きな州であるオンタリオ州では、カナダの大学進学準備のための特別なシステムとして、同州の高校生が州内の大学に進学する際には、Grade11~12の2年間に、進学準備コースであるOAC(Ontario Academic Credits)から最低6科目の単位を取得するよう義務づけられています。カナダは州によって進学制度も異なるので、カナダに留学して高校からの大学進学を考えている場合は、しっかりとした調査と準備を整えておく必要があります。

カナダの高校の交換留学


 カナダの高校に留学する場合には、交換留学と私費留学の2種類があります。交換留学はカナダの留学生の受け入れ学区の教育委員会、受け入れ高校、留学プログラムの実施・運営を行う非営利団体との三者の連携で行われます。カナダの高校交換留学では公立校に通うのが一般的で留学期間は1年で、滞在先は受け入れ先の区域の家庭でホームステイをすることになります。

 カナダの私費留学は公立高校と私立高校のいずれも留学生を受け入れていますが、公立高校の場合は受け入れ可能な高校は少なく、高校に申し込む際には、英文の成績証明書や、TOEFLなどの英語力判定テストのスコア提出を求められる場合もあります。カナダの私立高校にへの私費留学については、ほとんどの学校が留学生を受け入れており、語学力に自信がない留学生のためにESL(English as a Second Language)の英語の補習クラスを設けています。