アメリカ合衆国は、お国柄古くから留学生を受け入れており、交換留学制度の発祥の国としても知られています。そのため、交換留学生の学習面、生活面のアドバイスをしてくれるカウンセラーが常駐している高校や、交換留学生のための英語特別クラスであるESL(English as a Second Language)の授業を行う高校が多いなど、世界中で交換留学生の受入態勢が一番整っている国です。交換留学生、私費留学生を問わずアメリカ合衆国の交換留学の人気が高い理由はここにあります。
交換留学先のアメリカ合衆国の教育
交換留学先のアメリカ合衆国の教育で大切にされているのは、いわゆるサバイバル教育です。移民で始まり様々な人種が混在するアメリカ合衆国で生活するには、それぞれの人を理解すると同時に、自分なりに自己の存在を強く主張しなければなりません。そのため、アメリカ合衆国では、子供のときから学校でも家庭でも個性を尊重し、長所を伸ばすための教育が重んじられています。例えば、日本の多くの教室で見られるような、先生の講義中心の授業や試験のための知識を詰め込む教育とは違い、交換留学先のアメリカ合衆国の高校では、個人やグループでの研究発表やディベートでの討論などを通して、高校生の積極性を育て自分で考える力を伸ばす教育をしています。
交換留学先のアメリカ合衆国の校外教育
交換留学先のアメリカ合衆国の教育の場は高校の教室の中だけではなく、高校外の施設を訪ね、いろいろな人の話を聞く機会も設けているのも特徴です。アメリカ合衆国では課外活動や地域活動も盛んで、地域のイベントや高校同士のスポーツ大会、そしてボランティア先進国アメリカ合衆国ならではの様々なボランティア活動も高校教育に取り入れており、交換留学して体験することができます。交換留学先で多くの機会に触れ合うことから、自分の好きなことを見つけ、自分の可能性を感じることができる、これがアメリカ合衆国交換留学の魅力です。
交換留学先のアメリカ合衆国の学期
アメリカ合衆国と日本の高校と大きく異なるのはスケジュールです。アメリカ合衆国の学校の新学期は9月に始まり、翌年の6月に終了するので、卒業式は6月ということになります。日本人の場合、6月末のサマースクールから9月のアメリカ合衆国の交換留学の入寮日までを、英語習得期間にあてて、早めに現地に向かう交換留学生も多くみられます。アメリカ合衆国との交換留学においても、7月末に出発して、新学期の間まで交換留学先で英語学習を含めたオリエンテーションを行う交換留学をする団体がほとんどです。
交換留学先のアメリカ合衆国の教育システム
交換留学先のアメリカ合衆国の高校のシステムも大きく異なります。日本でいう小学校は「エレメンタリースクール」、中学は「ジュニアハイスクール」、高校は「シニアハイスクール」と呼ばれています。また、アメリカ合衆国では、小学校を「プライマリースクール」、中学・高校を「セカンダリースクール」と呼ぶ場合もあります。アメリカ合衆国では、大学進学を目的とした私立校などは、「プレパラトリースクール(プレップスクール)」と呼ばれたり、寮制の学校は「ボーディングスクール」と呼ばれたりしています。
交換留学先のアメリカ合衆国の学年制度
交換留学先のアメリカ合衆国の学年制度も、6―2―4制を始め、6―3―3制、5―3―4制など、アメリカ合衆国の州や学校によって区切りの年齢が異なります。また、日本では「中学1年生」「高校3年生」など、中学・高校を区切りで呼ぶが、交換留学先のアメリカ合衆国では小学校の続きでそれぞれ中学1年生を「7年生(Grade7)」、高校3年生を「12年生(Grade12)」などと学年を通して呼んでいます。
交換留学先のアメリカ合衆国の高校は単位制
交換留学先のアメリカ合衆国の高校は単位制で、英語やアメリカ合衆国史、体育などの必修科目もありますが、高校2年生になると選択科目が増えます。進学を希望する生徒は進学に必要な科目や単位数に沿って履修したり、就職を希望する生徒は就職のために有利な技術的科目を選択したり、あるいは好きな分野を伸ばしたい人は、自分の興味ある科目を履修したりと将来設計や自分の持ち味を生かすための教科を履修できるシステムになっています。日本の高校のようにホームルームで行動するのではなく、交換留学先のアメリカ合衆国の高校では、各科目の先生の部屋(教室)に移動して授業を受けるため、休み時間はさながら民族の大移動のようです。
留学先のアメリカ合衆国の交換留学
中学生の場合、他の国と同じようにアメリカ合衆国も残念ながら交換留学生は受け入れていないので、中学生は基本的に「私費留学」での留学となります。高校から留学するには、「交換留学」と「私費留学」の2通りの方法があります。
「交換留学」は、アメリカ合衆国国務省国際青年交流計画に基づいた特別な国際交流プログラムで交換留学先に渡航することになります。この交換留学の場合、ビザは通常の学生ビザではなく、「国際訪問者ビザ(J1)」が発給されます。交換留学は、まず受け入れ先のホストファミリーが決まり、ホームステイをしながら同じ地域の公立高校に交換留学するのが通常のスタイルです。交換留学で注意しなければならないことは、期間は1年間と限られているため、たとえアメリカ合衆国の大学に留学進学が決まっていても、期間満了の1年後にはいったん交換留学先から帰国しなければなりません。また、「私費留学」では「学生ビザ(F1)」が発給されます。
留学先のアメリカ合衆国の私費留学
留学先のアメリカ合衆国への私費留学は、私立高校への留学が一般的です。入学条件は各高校によって違いますが、留学先によってはTOEFL173程度が要求される場合もあります。
また、留学先のアメリカ合衆国での滞在方法は、ホームステイや現地の親戚宅などから通う場合を除いて、留学先の高校の寮に入るのが一般的です。留学先の寮では、世界各国からの留学生や現地アメリカ合衆国の高校生たちとの共同生活を通じて、異文化に対する意識や規律を学んでいくので、友情が育つのも高校寮生活の留学ならではです。
また、留学先のアメリカ合衆国の私立高校は個性豊かな学校が多く、スポーツが盛んな学校や語学の選択科目が豊富な高校、音楽や芸術などクリエイティブな教育に力を入れている高校など、バラエティーにあふれた留学内容となっているところがたくさんあります。アメリカ合衆国の郊外型の私立高校は、自然豊かなキャンパスも留学先の魅力の一つです。